アイザック＆マオ

アイザック（アイザック・ヴァミオス　Isaac Vamios）
――貧乳はステータスだぞ、自信を持て。
――別に他人がどうであっても構わん。もはや正義の在り処など俺には分からんのだからな。あるのは己の義、それのみだ。

　29歳アラサー（のわりに若く見える）童顔むっつりスケベ。
　将来を嘱望されていたハイランダーであり、何もなければ新1の主人公になる血筋だった。
　が、18歳の頃に依頼主のガートルードという巨乳貴族の女にハニートラップ結婚詐欺をくらい、以降、女らしい女全般が苦手になる（巨乳がトラウマなだけでロリコンじゃない、追いかけてくる女は怖いが自分が追いかけるのは平気ってやつだ）。
　さらにその一件で人間不信になり、正義を為す自信……というか正義を見定める自信も失って、ハイランダーの使命を捨てて出奔した。その後、新1の主人公ミッションは弟のローランサンが遂行することになる。

　それから10年、世間の波に揉まれて、「総ての正義」は見いだせないながらも肝の据わったツワモノ野生大人に成長してラガードに流れ着く。
　ギルドに入ってみたら結構女はいたが、女らしい女（自分を恋愛対象としてモーションかける女）がいなかったので居心地がいい。

　しかし長く放浪していたが、レベルソートのせいで全員前列職という編成を引いてしまい後列に追いやられたり、あまつさえ唯一の回復（英雄の戦い）持ちということで回復役に回されたりしたのはこのギルドが初めてだとか。
　放浪中には某グラウコスさんのお世話になった時期があり、スキュレーってどこにでもいるんだなあ、などと変な感慨を抱いていたりもする。

口調：俺、お前、君、呼び捨て、奴／ちょっと古臭い、突き放したような喋り方／カナタと逆で二人称を多用、あまり名前を呼ばない
好きな料理：肉は好きだが、なんでも食うし大食い。有事に備え食べられるときに食べておく、野性の肉食獣のような男。
苦手な料理：嫌いではないが、香草が多く入った物は何か盛られても気付きにくいので、信頼していない相手から出てくると警戒する。
酒：酔うとなけなしの自制が緩まるので苦手。



マオ（マオ・アンジュ　茅 安菊）
――アーッハッハッハ！！！　殴られたい奴からかかってきなァ！！　ぶちのめしてやるよォ！
――クソ蛙がァァァ！！　痺れな！！！　そして死ね！！！
――あああ……またやってしまった……どうしよう……引きましたよね……

　25歳独身行き遅れの貧乳コンプレックス。
　冒険者募集掲示板の前で一週間張り込んで、アーシュラがナンパしてきた。
　普段は冷静な敬語キャラだが、前列で戦闘していると術掌ハイで性格が変わる。
　呼びやすいよう姓の方でマオと名乗るが、前列で術掌ヒャッハーするのとあいまって魔王というあだ名がついてしまう。
　樹海から帰ってくるたびに「あああ……またやってしまった……」と後悔するが、術掌はやめない。

口調：私、さん付け・あなた・あなたがた、（暴走中）呼び捨て・てめぇ・よくクソって言う／普段は感情が出にくいようにわざと書き言葉を選んで話す／落ち込むとぼろが出る
好きな料理：鶏肉料理と甘いもの。鶏肉とキャベツは胸が大きくなる食材、という噂に半信半疑で縋っている。
嫌いな料理：きのこ（元々駄目ではなかったが、17階のトラウマで）
酒：酔うとハイ状態になるか、ネガティブになって愚痴ったり泣いたりするかのどちらか。どちらにせよ翌日自己嫌悪する。難儀な子。ハイになってる時にキレるとよく「クソがァァァ！」っていう。魔王っていうか、四天王の一番弱いやつみたいだ……