目次

ボウケンシャーりゅぬのギルド紹介置き場です。
うちのこメインですが、よその作品から持ってきたキャラも一応軽く説明載せておきます。

SQ3
　SQ3目次
ギルド：あかいつばさ
船：プリマビスタ
備考：まだ「完全創作世界樹うちのこ沼」にはまっていなかった頃なので、よそから拝借してきたものが半数ほどいる。
3周それぞれに別の物語がありメインキャラがいるので実際多い。
6層FOEとイソギンチャクとあるるんと三竜・エルダー・禍まだです。

SQ4
　SQ4総合
ギルド：リターナー
船：ブラックジャック
備考：明らかにギルドと船がFF6なのに、蓋を開けてみればメインキャラが8割がたFE覚醒という相変わらずアレだけど統一感はあるギルド。
難易度はノーマル。裏ボス以外は全部やった気がしていたがそんなことはなかった。
6層FOEとかM竜とかがスカスカだしレアドロも色々取りこぼしてる！
もう一周するならオリジナルの冒険者でもやりたいところ。

SSQ1
　SSQ1目次
ギルド：ムーランルージュ
拠点：黒狐亭
備考：ローザさんに「人肉肝臓料理なんて出しませんよ！風評被害！」と怒られそうな拠点名。ちなみに主人公名はローランサン。ドーモ、移動王国民です。
クラシックのキャラ名はストーリーメンバーの方に揃えてSF作家から取ったので統一感がある。もしかして：由来的には主人公がぼっち
難易度はストーリー→エキスパ、クラシック→ノーマル。真セルと赤竜クローンがまだです。

SSQ2
　SSQ2目次
ギルド：勇撃師団
料理店：ねこや
備考：レジィナさんに「異世界と繋がってたりしないぞ！？」とつっこまれる料理店名。主人公の名前はサイガ。マイナーすぎるギルド名の由来が分かる人は僕と握手！
基本的にはSSQ1のキャラ＋いない職を追加したものなので永遠にパラディンが不在。
難易度は基本エキスパ。あとはエキスパでよーこ倒せばコンプ（スタンダードでは倒せた）。

せかだん
　『インフィニティ』目次
　『いちたりない』と『不思議スレイヤー』
ギルド：インフィニティ
備考：SSQ2の50年後という設定なので公式やよそさまとは時系列が違う気がする。
しれっと新2関係者……騎士様と先代騎士などが偽名で潜りこんでいたり、ガンナーの孫がいたりする。あとあと新3で矛盾が出るかもしれないけど知らない。

SSQ1目次

ギルド：ムーランルージュ
拠点：黒狐亭
クラシック組リーダー：アレックス
ストーリー組との整合性：同時に存在するし一緒に酒も飲む。ストーリー組のことは「先輩」と呼んでいる。システムとメタ優先、こまけえことはいいんだよ！


【便宜上ここの目次に加えておく主人公】

ローランサン（ハイランダー）　→　兄（10年以上前に出奔）

【Team C】

アレックス（赤ソド）

アベ（若ブシ）

ミカエル（褐色ダクハン）

エリス（おさげカスメ）

ダニエル（金レン）

アーシュラ（金鳥）※女設定

SSQ2目次

ギルド：ストーリーは『勇撃師団』　クラシックは『遊撃師団第二分隊』
拠点：ねこや
分隊リーダー：アレックス
ストーリー組との整合性：同時に存在もするし一緒に酒も飲むしフラヴィオの眼の前で蜘蛛の姿揚げを食べることもある。おもしろみと萌え優先、こまけぇことはいいんだよのスタンス。


クリックで個別項目（ができ次第）移動

【便宜上ここの目次に加えておく主人公】

　サイガ（通常ファフニール）　→　（50年後）

　ロイド（非実在ネタファフニール）


【エトリアから続投組】
　あだ名からも探せるようにしました

赤ソド：アレックス（アレクサンダー）
若ブシ：アベ（コージ）
白ダク：ミカエル（ミカ、ミカちゃん）
おさげカスメ：エリス
金鳥：アーシュラ（あーちゃん）　※女設定


【ハイラガ参戦組】

メディ子：カナタ（カナ）
黒ランダー：アイザック（ヴァー兄）　→　一応弟（新1主人公）
眼鏡ケミ：マオ（魔王）
ガン太：リタ　※女設定　→　孫娘たち
虎：とら


【おともだち・その他関係者】　※個別ページは基本ないです

ダニエル
　エトリアでアレックス達とつるんでいた金レン。金で判断するし金で解決する人。
　ハイラガの冒険者は採取で稼げないという噂な上、借金が残っていたのでエトリアに残る。
　完済後はアーモロードへ移住し、農民5人と共に雑貨屋「パサラン屋」を開業するらしい。

小龍
　ラガードの黒ケミ男。正統派術式型錬金術師で、マオが一方的にライバル視している。
　辛い食べ物が好き。唐辛子は正義。

エリオット（エリート）
　ラガードのちゃらメディ。
　薬泉院の見習いメディック時代のカナタの同期で、カナタの黒歴史を色々知っている。
　医学の名門ツェッペリン家の次男で、ちゃらいが腕は確か。フロースの宿に常駐している。
　「お前ら、なんでこんな頻繁に治療に来るんだよ。毎日だぞ」
　「回復手段が薬以外無い？　バランスのいいパーティーを組まないと死ぬって言われたろ」
　「お前ら、メディックなら紹介しただろ？　なんでこんな頻繁に治療に来るんだよ！」

ヴィーナス
　エトリアの金ダク。ミカエルの師。縛りが得意なスパルタS女王。ショタコンの気がある。

スカサハ
　エトリアの緑カスメ。エリスの師。普段は優しい糸目だが戦闘では怖い。畏れよに詳しい。

ガートルード
　赤プリ。貴族で、10年前にアイザックに結婚詐欺を仕掛けた。巨乳。

ダグラス
　リタの父方の祖父。50過ぎてから冒険者になった遅咲きのガンナー。腕は確かだが故人。

SQ3目次

海都ルート『歌姫王子』編
　クリックで個別ページ（が完成次第）飛ぶ（ようになる）。


ジルベルト・フォン・サーペンタイン
　ポニテ姫（アナザーカラー）※男設定

トリエラ
　ツインテファランクス（褐色）

ハオ
　地味ゾディアック（黒髪）

ぎえん
　青年ビーストキング（ノーマルカラー）

ハルシオン
　いけめんウォリアー（金髪）※女設定

シド
　眼鏡バリスタ（金髪）

ファントム
　モンク（黒い方のらんま）

ファリス
　若パイレーツ（青）※女設定




深都ルート『蒼海の絆』・Cルート『天秤の女神』編

ハンニバル
　いけめんウォリアー（オレンジ）

スキピオ
　いけめんプリンス（青）※女設定

ネロ
　ぱっつんファランクス（金髪）

なるみ
　いけめんショーグン（ノーマルカラー）

クワン
　ショーグン（ブシ子）

R-43
　アンドロ（緑頭）


その他メンバー
　ファーマーファイブや控え組など

SQ4総合

ギルド名：リターナー
船：ブラックジャック
リーダー：クロム

　キャラクターは8割「ファイアーエムブレム覚醒」から連れてきています。
　その前までやっていたというのもあるんですが、親和性が高すぎてつい……
　そのわりにギルド名と船の名前がFF6っていうミスマッチ。
　覚醒にはあんまりそういうグループ名とか船の名前とか無かったからのう。


【メインパーティー】

――絆の力で、運命を変える！
　クロム
　ソードマン（ショタの青い方）／ルーンマスター
　（元ネタ通り）絆の力で戦を制する、リンク重視の前線王子。
　故郷では竜を討つ神剣だったファルシオンが店売りなことに衝撃を受けた。
　本棚から落ちてきた本で頭を打って悶絶する程度に運が悪い。
　「うっかり盾を外してパワーブレイクが使えない」をやらかす程度のドジっ子。

――料理は苦手なので勘弁して！
　デジェル
　フォートレス（金髪のお姉さん）／シーカー→モフ
　ダメージカットスキルやHPとTPの回復手段が多く、とにかく死なない。硬い。
　とか思っていると、ボス戦や強敵相手の時に庇いすぎてよく死ぬ。
　得意技は「とりあえずボルトストライク」。TP切れに悩まなくていいの本当ありがたい。

――疾風迅雷でずっと僕のターン！
　アズール
　ダンサー（髪が短い方の茶髪男子）／シーカー
　サンバ重視の攻撃的前列ダンサー。ガードとか知らない。（回復は後半さすがに取った）
　あとは舞いの通常8連攻撃でスタンをもぎ取ったり、リンクを着火する簡単なお仕事です。
　……と見せて、状況に応じて装備品で邪眼を使ったりサポートで踊ったり結構忙しい。

――弱点が分からないなら探します。無いなら作ります。
　ルフレ
　メディック（眼鏡女子アナザー）／ミスティック
　回復特化の後列メディック。
　暇なときはアイテムで攻撃したり、愛用武器のサンクトゥスで弱点を作ったり。
　あと陣を張って各種サポートをするが、封じ能力はさほど高くない。

――貴族的な16連射を受けたまえ！
　ヴィオール
　スナイパー（薄紫ポニテ ※男設定）／ミスティック
　攻撃よし封じよし追撃よし剥ぎ取りよし、押しも押されぬエーススナイパー。
　得意技は敵の攻撃部位を勘で当てる封じ矢と、追撃のチェイスバインド、スコールショット。


【終盤参戦の羊道場組】

――騎士ではなく冒険者として、あなたをお守りいたします
フレデリク
　インペリアル（金髪じゃない方の眼鏡）／フォートレス→シーカー
　あだ名は熊肉先生。いかに効率よく火力を叩きだすかを最優先してるとうっかり死ぬ。
　元ネタのイメージ通りにサブをフォートレスにしてディバイドを担わせようとしたら、柔らかすぎて死ぬしドライブ撃つ暇がないのでやめた。

――頭がだめなら脚で回復すればいい！
　ファントム
　メディック（黄色い服のおっさん）／ダンサー
　リフレッシュが全体にかからなくなったので自分の列は踊りでカバーする。
　「頭がだめなら脚で回復」はこの後セカダンの冒険者にも受け継がれる名言となった。
　アーモロードでは黒モン子だったファントムが、幻術的アイテムの力で男に化けている。

――器用貧乏とか言わないでほしいなあ
　ローゲル
　インペリアル／ソードマン
　フレデリクに比べるとTP効率が悪い。自前のヴァンガードで先手を取れるのは強みだが……。
　スキル面でもプライベートでも悩み多き中年。

――ぱっとしないとか言わんでくれ
　キバガミ
　モノノフ／メディック
　無限回復するTPでメディックを担うが、ヒーリングLv3の回復量が25って（ファントムだと100ぐらい）……。
　サブをフォートレスに替えれば鉄火・氷刹・ボルトストライクと鎚スキルで三属性揃うので、ルンマス不足を補うため転職も視野に入れている。

――状態異常なら任せなさいーバリバリー
　ウーファン
　ミスティック／シーカー
　多芸なのはいいがそのかわり封じ成功率がいまひとつなのが悩み。
　こうなったら成功率より種類に特化して、取れる限りの状態異常を自力で取ってやろうとか思いはじめている。ヴィオールのライバル。


【登録してあるけどいまいち出番が無い】

ヘンリー
　少年ナイトシーカー（血色の良い方）

オリヴィエ
　桃ダンサー以外の選択肢があるだろうか、いや、ない（反語）

ミリエル
　ジト目ルーンマスター女子（赤毛）

ロラン
　長髪ルーンマスター男子（黒髪）


【たわごと】

2015年に同じ発想でやってたらスナイパーは「タクミ」だったのかなあと思うと……
（その場合は赤ルンマスがヒノカ、眉メディがサクラ、ソド男がリョウマで、あとはバランス見てお好みでカムイをぶっこむ形になったんだろうなあと思う……）
（そして途中でミスティックのアクアとペリのマークスが入ってきて枠の奪い合いになるんでしょ知ってる）

『インフィニティ』目次

メインギルド『インフィニティ』

　レブムーン王国の継承競争のために世界樹を目指すアルティース一行と、それに巻き込まれていくうちに絆を結んだ新たな仲間たちの物語。
　（ざっくりとだけどグループ別ページできたのでリンクしました）

早見表（クリックで拡大）

細かい部分を自宅ギルド設定でアレンジしたやつは これ（Privatter）
（すごく私用だけど公式素材の改造は検索できる場所に置くのよろしくない気がするので、べったーのログイン限定公開です）

レブムーン王国

アルティース（アル）　（プリンス男1）
シフル　（シノビ男3）※女設定
ユズ（ゆんたん）　（ソードマン女1）

家臣 コンヴィーニ家

サンク　（メディック女4）

エルフ　（ルンマス男4）
ジェット　（ダンサー男4）

ミーリャ（ミリちゃん）　（パラディン女3）

エデン　（ルンマス男1）

ブラッドベリ姉妹

アシャラ　（ガンナー女3）
ソーラ　（ガンナー女2）

50年後の騎士

トワ　（パラディン男3）
ノイン　（メディック男2）

その他の仲間

パンドラ　（カスメ女4）
ナユタ　（フーライ女1）
セツナ（せっちゃん）　（ダンサー女4）

協力ギルド『いちたりない』と『不思議スレイヤー』

個別項目参照重点な。

冒険者の立場とは

※これは「りゅぬSQ」の取扱説明書であり、違う説やそれを唱える方を否定するものではありません。

■冒険者の立場

憧れる者は多くとも、なれる者は少ない狭き門、
憧れる者は多くとも、その全てが志すわけでもない茨の道。
続けることに疲れ果てる者もいれば、続けることで輝く者もあり、
夢と共に死ぬ覚悟があれば、夢を追うことは誰にでもできる。

うちの世界樹での冒険者は、漫画家とか小説家とかミュージシャンとか、アーティスト的な何かなんじゃないかなという想定です。（職に対して勝手に持ってるイメージであり、リアルのその職に喧嘩売ってるわけではないです）

1000万部を売り上げる漫画家がいれば、デビューだけして鳴かず飛ばずの漫画家もいるように。

作品に命を救われたと言う読者もいれば、漫画家あってこそ仕事になる出版関係者もいれば、漫画なんて低俗で暴力的だと否定する人もいる。国によっては漫画自体を偶像崇拝として禁じるけれど、一方で国を挙げて産業として盛り上げようとする（割にアニメーターの待遇……いやこの話は今はやめておこう）、そういう感じの。

子供が漫画家になりたいと言った時に好きなことをやれと言う親もいれば、どうにか手を尽くして止めるよう説得する親も、勘当だと家を追い出す親もいるように――
子供が冒険者になりたいと言った時の親の反応も家それぞれ、出身地それぞれ。

一言で言うと「殺伐としてないよくあるファンタジー」かな……
中には、国では犯罪者なのでハイラガで冒険者になるしかなかったのも、いますけども。


■HPと戦闘不能

TRPGとかだと、システムによっては「最大HPの○％を（一度に）失うと気絶判定」とか「HPが○点以下になると行動の成功率が下がる」というルールがあったりするんだけど、うちでは世界樹のHPも「このラインまでなら怪我をしても通常通りのパフォーマンスで動ける範囲」のことだと解釈しています。気絶ライン。決死の覚悟とかはこの気絶ラインに到達しつつも何とか耐えてる感じ。

HP0＝瀕死　だと、HP1でも元気に暴れられるのとか、宿ですぐ復活できるのがおかしいんでは？ってなるので、うちではこの説を採用しています。
HP0程度ならまだ腕もげたり内臓飛び出したりしてないけど、HP0の状態だと動きに支障はあるので、とどめを刺されると死ぬ（アリアンロッドRPG準拠）。

ただ逆に、HP0瀕死説でないと説明できない現象「でも他の冒険者ギルドとかわりとすぐ死ぬやん？」もあるので、結局どっちの説も完全に説明はできないわけで。
そこはもうゲームシステムの話なので、大事なのは自分の世界観とのすり合わせ次第だと考えます。うちはこんなだけど、「HP0=瀕死説」の方が描く、血と骨と死の臭いがするサツバツ世界樹ワールドも自分では書かないけど普通に面白く読むし。
冒険者は軽率に腕がもげたり全滅したりしてもいいし、早めのラインで危険を感じて帰ってきてもいい、その自由さが世界樹。

うちの世界樹でも、ものすごいオーバーキルされたら普通に死ぬかもしれないけど、そのへんは……鋼鉄のペットの話はしてはだめだ。


■全滅（SQとSSQ）

上のHP周りの前提を踏まえて、全滅についての想定。

全滅は場合によって「最後の一人が倒れながらもなんとか鈴と糸を使った」「死に物狂いで逃げてきたので何があったかも覚えていない」「通りすがりの冒険者ギルドに助けてもらった」「夢オチ」「一撃死して誰も助からなかったので、これは別の世界線の物語」あたりでなんかこう……　ドラマチックに道半ばで死ぬのもそれはそれでいいと思ってるので、if時空というものが無数にある。


■全滅（SQD）

アスラーガは公式で死なないから逆に全滅時の心理描写に困ります。
失うものがアイテムだけなので（それが辛いんだけど）どうキャラクターに全滅の重みを感じさせたらいいのか……
今のところはユズの「迷宮で負った身体の傷は消えても、折れた心や痛みの記憶はすぐには治らないから」という言葉がしっくりきている。

アレコー（SSQ2）

アレックス（アレクサンダー・ブレイド　Alexander Blade）

――迷宮に潜るのに理由とかいるのか？　楽しいだろ！　未知との遭遇！
――強敵だからってビビるかよ！　絶対に越えてやるからな！　オレは、進むのをやめねぇぞ！！

　童顔だがアベと同い年の幼馴染。ピンクの鎧がトレードマークの、元ムーランルージュC班のリーダー。エトリア時代は斧使いだったが、思うところあって、ハイラガ移住を機に剣に宗旨替えした。
　責任感と正義感が強い脳筋で、「何故迷宮にもぐるかって？　そこに迷宮があるからだ！」「約束は大事だろ」「敵は斬る。仲間は守る」というわかりやすいタイプ。

　最初は実家の農家を継ぎたくなくて、モラトリアムしたいという下心からアベの因縁に便乗……付き合ってエトリアに上京。
　そこで未知の世界に触れる楽しさを知り、好奇心に火がついて樹海探索に目覚めて、冒険ロマン野郎に成長。
　「毎日が楽しくて仕方ない、冒険者はオレの天職だ」とまで言い切るまでにメガ進化。
　エトリア踏破後はアベを連れてハイラガにきた。目的を達成したのに自分の冒険についてきてくれるアベには感謝している。

　罠だと分かっていても、何が起こるかが気になって、万全の準備をしてから笑顔で踏み抜く迷惑な奴。
　それで危ない目に遭うこともあるが、第六感と角鈴と地力と仲間と糸のおかげで生き延びてきた。
　困った奴だが、何度失敗しても決してめげず、負けても誰も責めず、「次は勝てる」と仲間を励ます、まっすぐな強さがある。
　そんな性格だから、迷惑をかけても失敗してもやらかしても、憎めないみんなのリーダーとして愛される。欠点だらけで、魅力もたくさんある。迷惑をかけても許してもらえるし、自分も許す、そういう人間。

　真面目になるときやしみじみしたとき、アベを昔からの呼び名「コージ」で呼ぶ。

口調：オレ、おまえ、呼び捨て、あいつ／熱血青年／！が多い。声がでかい。
好きな料理：揚げものと炭水化物。グラタンコロッケバーガーとかあれば飛びつく。シチューやハンバーグも好き。ザ・子供舌。
嫌いな料理：辛いもの。ただしカレーは好き（中辛派）。子供味覚。欧風カレーはいけてタイカレーはだめなやつ。やっぱり子供舌。
酒：飲むとキラキラしながら迷宮のロマンを語り、同じ話を何度もする。そして翌日は記憶がなくて二日酔い。




アベ（アベ・コウジロウ・フサノブ　安部 公次郎 房信）

――なぜ強くなるのか？　……いずれ必要になった時のために、だ。いざとなって無力を嘆くのは御免なのでな。
――冷静になれ、アレクサンダー！！　今は退くべき時だ！

　顔も性格も老けているがアレックスと同い年の幼馴染。昔は寡黙でクールだったが、仇討ち完了後はそうでもなくなった。古代語の嗜みがある。

　幼かった自分に瀕死の傷を負わせた「はぐれアイスシザーズ」を探して倒すためにエトリア樹海に挑んだ。五層にて無事に決着をつけたのち、C班の皆とともにハイラガへ。
　それは己の剣を高めるためでもあり、仲間たちへの恩返しでもある。
　自分の因縁に付き合ってくれた仲間、とくに故郷から共にきてくれたアレックスを、今度は自分が助ける番だという思いがある。共にきた理由が「モラトリアムしたくて便乗」なのも長い付き合いなので分かっているが、それでも……いや、むしろ、モラトリアムを望んだ親友が、これほどまでに強く願うものを見つけたのが嬉しい。
　※ほもではない。

　移住後の悲しみはエトリアでの必殺技だった「一刀両断☆」がハイラガの魔物には通用しないことだったが、一閃の存在と本人と首討ちのレベルが上がってきてからは、結構首討ちが決まるようになったので少し癒えた。

　本名が長くてギルドに登録できないため愛称で通す友を、たまに本名で「アレクサンダー」と呼ぶ。たしなめる時や、真面目な話をする時など。
　※ほもではない。

口調：私、お前、（稀に）君、（キレると）俺、貴様、呼び捨て／エトリアの頃に比べると憑きものが落ちたように落ち着いた
好きな料理：魚と卵とこんにゃくとモチ。卵はゆでたまご派。つまりおでん愛。
苦手な料理：甘いものと冷たいもの。かき氷は鬼門。
酒：嗜む程度。「注がれた盃は干すのが武士」とか言ってるので強引に酌すれば飲むが、酔わせると目がすわって黙りこむ。

ミカエリ

ミカエル（ミカエル・ディアマンド　Michael Diamand）

――アレックスさん！！　だ・め・で・す！！　それはまだ挑戦しちゃだめなやつです！
――そうか、エリスがいたから、おれは強くなれたんだ。

　とても真面目でいい子。酒には弱い。お腹も弱い。エリスの兄的存在。
　エトリアのパン屋で働いていたが、エリスを拾って引き取ってからは、パン屋の下働きでは収入が足りず、エリスを養うために兼業冒険者を始めた。
　この時に最初に組んだのが『金策をするレンジャー』のダニエルで、お金のためにと意気投合した二人は「マルドゥーク」という採集系ギルドで危険を避けて朝活していた。鞭スキルの習得のために師事した先輩ダクハンのヴィーナスに、よく縛られていたのもこの頃。

　ギルドの適性診断に従って鞭使いになっただけで、本人の性癖はとてもノーマルなので、周りのダクハンに変態とヤンキーが多いのが悩み。
　ムーランルージュに入ったのも、ダークハンターとカースメーカーを一緒に募集していてレベルが近かったから、ハイラガまで付いてきたのはギルドという現状の維持を望んだからという、変化に弱く保守的で慎重なタイプ。

　エリスの危なっかしさに常にハラハラし、ブレーキとして自分がちゃんとしないと、と思っている苦労人。
　しかもエトリア後半からは見張らないといけない対象が増えた。2X歳児アレックスのことである。

口調：おれ、君、あなた、他多数／目上と年上には丁寧語。TPOを読んで言葉も呼称も使い分ける常識人。
好きな料理：麺類と煮物。
苦手な料理：魚介類（食あたり経験がそうさせる）。あと熱いもの（猫舌）。
酒：やらかすエリスを抑えるためもあるが、ほとんど飲まない。飲むとすぐに酔いすぐに寝る。飲ませすぎると吐く。



エリス（エリス・ハート　Ellis Heart）

――此の掌には不死鳥の祝福。焔の絶えることは無し！
――スカサハ先生。わたしは、兄上を助けられるようになりたい。兄上に守られてばかりじゃ、もう、嫌なの。ちゃんと隣に立ちたい。そのためなら呪いだって何だって覚えるわ。

　一夜にして滅びた都市の出身。死線をくぐりつつ生き延びて半年以上一人でサバイバルした末に、通りすがりの輸送馬車に乗り込んでエトリアへ到着、偶然発見したミカエルに保護された。
　養育されているうちに、自分のために副業を始めたミカエルの支えになりたいと望み、呪い師のスカサハに弟子入りする。
　ここでカースメーカーという職を選んだ理由は身体が弱くてもできて、能力的に適性があったからでもあるが、過去の重さや死線をくぐった経験も関係している。

　性格が残念というか言動が中二病なのは、半分は「虚勢を張っているから」でもあり、「一人でも大丈夫な大人になったら、ミカエル離れしないといけないのでは」という寂しさからでもある。
　ミカを「兄上」と呼ぶのもその辺からきている。ミカが見ていないところでは案外常識的でいいこと言ったりする。

口調：わたし、あなた、呼び捨て、（ミカエル）兄上、（スカサハ）先生／なの、なのよ、だわ、が多い。残念ワードを盛り込んだ、漫画的な女の子言葉。
好きな料理：パン（ミカエルに最初にもらった食べ物）とあたたかいもの。味と安全性が全て、見た目は気にしない。
苦手な料理：ぬるっとしたもの、ねばっとしたもの。食べられるが、ねばり＝傷んでいて危険という刷り込みがあるので苦手。箸が使えないのでラーメンはフォークで食べる。
酒：中二病がさらに暴走し、ひとしきりやらかしたあとぷっつり倒れてミカにくっついて寝る。

アイザック＆マオ

アイザック（アイザック・ヴァミオス　Isaac Vamios）
――貧乳はステータスだぞ、自信を持て。
――別に他人がどうであっても構わん。もはや正義の在り処など俺には分からんのだからな。あるのは己の義、それのみだ。

　29歳アラサー（のわりに若く見える）童顔むっつりスケベ。
　将来を嘱望されていたハイランダーであり、何もなければ新1の主人公になる血筋だった。
　が、18歳の頃に依頼主のガートルードという巨乳貴族の女にハニートラップ結婚詐欺をくらい、以降、女らしい女全般が苦手になる（巨乳がトラウマなだけでロリコンじゃない、追いかけてくる女は怖いが自分が追いかけるのは平気ってやつだ）。
　さらにその一件で人間不信になり、正義を為す自信……というか正義を見定める自信も失って、ハイランダーの使命を捨てて出奔した。その後、新1の主人公ミッションは弟のローランサンが遂行することになる。

　それから10年、世間の波に揉まれて、「総ての正義」は見いだせないながらも肝の据わったツワモノ野生大人に成長してラガードに流れ着く。
　ギルドに入ってみたら結構女はいたが、女らしい女（自分を恋愛対象としてモーションかける女）がいなかったので居心地がいい。

　しかし長く放浪していたが、レベルソートのせいで全員前列職という編成を引いてしまい後列に追いやられたり、あまつさえ唯一の回復（英雄の戦い）持ちということで回復役に回されたりしたのはこのギルドが初めてだとか。
　放浪中には某グラウコスさんのお世話になった時期があり、スキュレーってどこにでもいるんだなあ、などと変な感慨を抱いていたりもする。

口調：俺、お前、君、呼び捨て、奴／ちょっと古臭い、突き放したような喋り方／カナタと逆で二人称を多用、あまり名前を呼ばない
好きな料理：肉は好きだが、なんでも食うし大食い。有事に備え食べられるときに食べておく、野性の肉食獣のような男。
苦手な料理：嫌いではないが、香草が多く入った物は何か盛られても気付きにくいので、信頼していない相手から出てくると警戒する。
酒：酔うとなけなしの自制が緩まるので苦手。



マオ（マオ・アンジュ　茅 安菊）
――アーッハッハッハ！！！　殴られたい奴からかかってきなァ！！　ぶちのめしてやるよォ！
――クソ蛙がァァァ！！　痺れな！！！　そして死ね！！！
――あああ……またやってしまった……どうしよう……引きましたよね……

　25歳独身行き遅れの貧乳コンプレックス。
　冒険者募集掲示板の前で一週間張り込んで、アーシュラがナンパしてきた。
　普段は冷静な敬語キャラだが、前列で戦闘していると術掌ハイで性格が変わる。
　呼びやすいよう姓の方でマオと名乗るが、前列で術掌ヒャッハーするのとあいまって魔王というあだ名がついてしまう。
　樹海から帰ってくるたびに「あああ……またやってしまった……」と後悔するが、術掌はやめない。

口調：私、さん付け・あなた・あなたがた、（暴走中）呼び捨て・てめぇ・よくクソって言う／普段は感情が出にくいようにわざと書き言葉を選んで話す／落ち込むとぼろが出る
好きな料理：鶏肉料理と甘いもの。鶏肉とキャベツは胸が大きくなる食材、という噂に半信半疑で縋っている。
嫌いな料理：きのこ（元々駄目ではなかったが、17階のトラウマで）
酒：酔うとハイ状態になるか、ネガティブになって愚痴ったり泣いたりするかのどちらか。どちらにせよ翌日自己嫌悪する。難儀な子。ハイになってる時にキレるとよく「クソがァァァ！」っていう。魔王っていうか、四天王の一番弱いやつみたいだ……